キュアリングシステム(サツマイモ保管庫)

はーとプロジェクトでは、2021年にサツマイモの保管庫「キュアリングシステム」を導入いたしました。これにより、当社の就労継続支援B型Feel(フィール)で自然栽培・収穫したサツマイモを、美味しく熟成保管できるようになりました。

【キュアリングシステムとは?】
 サツマイモにキュアリング処理を施すと、収穫した時の傷にコルク層ができて傷を塞ぐため、長期保存・熟成しやすくなります。(腐りにくくなるため、廃棄率が下がります。)
 また、サツマイモを熟成するとデンプンの一部が分解され、デキストリンとショ糖になり、タンパク質の加水分解も進みます。
 キュアリング処理後に熟成させたサツマイモは、ねっとりと甘みが増し、外皮がなめらかになります。

サツマイモの収穫から出荷まで

【1】就労継続支援B型Feel(フィール)で収穫したサツマイモを倉庫に搬入します。

【2】キュアリング倉庫に、サツマイモを入れます。

【3】温度を30~33度位、湿度を90~95%の条件にして、3~4日貯蔵します。

【4】キュアリング処理を施したサツマイモを、温度・湿度管理可能な保管庫に移動し、長期貯蔵・熟成させます。

熟成して糖度が増したサツマイモは、順次出荷されます。

はーとプロジェクトでは、収穫したサツマイモを無駄なく、美味しく熟成させて出荷しています。